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実践的な指導例&勉強方法「国語の苦手をなくすには」(小学生の場合)

書き取り練習する生徒

国語のテストが苦手、どうやって勉強したらいいかわからない。という生徒さんには点数を取ってもらうことにより苦手意識が薄らぐように、こんな風に指導しています。

漢字の書き取り

学習習慣がない生徒さんは、「漢字を書いてみよう!」と言っただけではなかなかやってくれません。
そこで・・・

  1. “トメ”、“ハネ”に気をつけて、一緒に書いていきます。
  2. この時、読み方も声に出して書いていきます。
  3. 10回書き写せたら、“トメ”“ハネ”のチェックをします。
  4. 出来ていない所は次の指導日までの宿題として出します。
  5. もちろん宿題のチェックは欠かしません!

何度も繰り返し書くことで、漢字を覚えていきます。
漢字は頭で覚えず、手で覚えましょう!この時期に覚える感じは一生の財産になりますよ〜!

漢字は手で覚える

また、漢字を覚えることにはテスト対策以外にも、利点があります。教科書に出てくる漢字を正しく覚えることによって、本文自体にも興味を持ちながら教科書を読むことができるようになります。この勉強が次のステップにも役立ちます。

教科書の音読

「教科書を読んでもちんぷんかんぷんだ」という生徒さんに、必ずしてもらっているのが音読です。
ただ教科書を眺めているだけでは、文章は頭の中に入ってきません。一緒に音読しましょう。

音読の効果

  1. 読むときに「誰が」「何を」「どうしたのか」など話の内容が頭に入ってきやすい
  2. 話の内容が整理されて頭に入ってくるので、指示代名詞(あれ・そこ など)が何を指しているのか理解しやすい
  3. 文章そのものが記憶に残るため、接続詞の問いに答えやすくなる
「誰が」「何を」「どうしたのか」が頭に入ってきやすい 文章そのものが記憶に残るため、接続詞の問いに答えやすくなる

あらすじ

音読を繰り返して、話の流れがわかるようになったら「どんなお話だったかな?」と問いかけます。

すると「かわいそうな話だった」などいろいろ感想を教えてくれるので、「誰がかわいそうだった?」などと話を聞き出して、あらすじを作っていきます。

あらすじを声に出してまとめてみる

テストでは要旨・作者の意図を問う問題も多く、正しいあらすじを作れるようになれば確実に点数獲得につながります。
また、あらすじを作ることは長期的なスパンから見ても文章の大切な所、表現したい所を理解でいる力を養うことにつながります。
漢字の読み書きや音読など、一見遠回り的な指導に見えるかもしれません。しかし今までの経験上、塾では教えてくれないようなこういった基礎的な指導こそが有効であると確信しています。

具体的な勉強方法を教えられるのが家庭教師チューターズの強みです。

その他の指導方法例

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